俺に脳みそ分けてくれ(仮)

頭の悪いことを垂れ流します。いつ飽きるかだけが、このブログの見所かと

ポケモンGOと集落

ポケモンGOが流行っているらしく、流行を追いかける現役大学生としては是非ともやらねば!と思ったのだが、俺のスマホが対応していなかった。無念。

 

その流行ぶりは凄まじく、どこに行っても、スマホを見つめているポケモントレーナーがいる。運動不足の解消や、引きこもりからの脱却にも一役かっているという。そんなに楽しいのか!是非やりたい!

 

一方で、歩きスマホや、私有地への侵入などの問題が出てきたようだ。これはユーザー側の問題であり、配信者側の問題ではないと思うのだが、ゲーム自体の責任にしたがる人もいる。まぁ、まだ日本人の民度は安全にポケモンGOができるほどまでは上がっていないということか。

 

この流れで、ポケモンGOを禁止しようとする人たちが出てきたらしい。ポケモンGOは事故を誘発するからダメだそうだ。この国は、ダメなものに対しては、禁止する以外に手段を知らないのだろうか?

 

特にかわいそうなのはこども達だ

公園では、「遊具は危ないから撤去」「ボール遊びは危ないから禁止」

家にいれば、「子供は外で遊べ。家の中で過ごすの禁止」

何もない公園でゲームをしていれば、「外で座り込んでゲームをやるのは見苦しいから禁止」

ポケモンGOをしていれば「危ないから禁止」

一体どうしろと。大人が勝手に禁止したことで何もできなくなる。

 

どこかで読んだ文章の内容が非常に面白かったので、それをパクりながら話をする。

日本の集落というのは、その周りをタブー、つまり禁止事項により囲んでいる。「あの森に行くと生きてかえってこれない」「あの川にはカッパが出る」云々。とにかく集落の周りの危険な場所に行くことを禁止する形で、人々を集落の中に住まわせた。これは「ポケモンGOは危ない。だから禁止して、安全なところに連れてこよう」という発想に似ている。

では、西洋の集落はどうなのか。西洋の集落は教会の周りに家が建ち並んでいく形で成立される。日本は危険から逃れるように集落を構成したのに対し、西洋は身を寄せたいものに積極的に近づく形で集落を構成した。その後、外敵から身を守るための城壁などが築かれる。これは、「ポケモンGOは楽しい。ではどうすれば安全に楽しめるのだろうか?」という発想に似ている。

 

安易な禁止ではなく、そのものの良さを尊重した解決策を提案することが大事だろう。

 

 

というわけで、俺のスマホにダウンロードされることを拒むのではなく、ダウンロードされてくれないだろうか?

頼む、、、